今年も、つつがなく、節分祭がおわりました。

約2,500人くらいの参拝客の方々がいらしたと思われます。

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須佐神社節分祭は、佐田町の保育所の園児(今年は19名)たちを招待して、豆まき行事をします。

この地域の園児たちは豆まきを楽しみにしています。なにせ、この行事が終わると小学校に進学する、というようになるのですから。ひとつの儀式みたいな感じです。

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今年は、須佐神社の宮司さん、禰宜さん、そして来年小学生のお孫さんの「須佐家三代」で、豆まきが行われるという、大変意義深い豆まきになりました。

祖父から父へ、父から孫へ、と、三代が、須佐の地の「神社の守り手」としての在り方を受け継ぐ……

あたかも、その象徴のようで、須佐地域の人々は、感慨深く見守っていました。

 

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今年は島根県副知事小林氏、出雲市長長岡氏を始め、来賓の皆様と須佐家三代の豆まきとなりました。

参拝客はやぐら上の撒き手に、手をたたいたり、「おーい、おーい」と呼びかけて「福」の豆を頂こうとしています。

お孫さんの福豆・福餅は、特に人気でした。

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斐川在住・笛奏者、樋野達夫氏の奉納笛は、おごそかに行われました。

笛を吹きはじめたら雨が降ってきました。私達一般人はこうなったら普通「涙雨」と残念に思うものですが、

樋野氏はこのことを、「雨は天と地を繋ぐ唯一のもの、スサノオが降臨して神社を雨で清められた」

と仰いました。

笛を吹きはじめると、御祭神によって、自然現象が変わる事がよくあるそうです。

樋野氏は中央やぐらの上で、その笛を宮司さんに手渡され、献笛をされました。

豆まきが始まる頃には、雨はやみました。

 

節分祭は、豆と餅の袋25,000個以上が撒かれました。茅の輪も授けられます。

蘇民将来の故事にならって、厄除け、無病息災、そして今年一年の多幸を、皆が祈ります。

多くの人々の「幸せ」と「願い」が、これから先も繋がっていくように、須佐の地域は祭をします。

この祭で盛り上がるからこそ、又、一生懸命に祭を行うからこそ、須佐の地域は、今も昔も変わらず、これが未来に繋がっていけばいいと思います。

もしよろしかったら、町外・県外の方々も、来年や、他の祭にもいらしてみてください。

独特の雰囲気があり、素朴ですが暖かい祭です。

※須佐の郷と祭